2010年 12月 01日 ( 1 )

吾妻路の旅  吾妻渓谷編

 八ッ場ダムで一躍脚光を浴びた吾妻渓谷、 「関東の耶馬溪」の異名を持ち、国指定の名勝となっています。
直ぐ横を日本ロマンチック街道(国道145号)が並行していて、車を停めて散策することが出来ます。

 今回は川を挟んで反対側にある遊歩道を歩いて見ました。
河原湯温泉側から遊歩道に入ると、直ぐこの景色が向かえてくれます。
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更に少し歩くと、岩肌を流れ落ちる様な栃洞の滝に出合います。
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右側が切り立つ崖、左は落ち込む様な谷底、その間の細い道を歩いて、見晴台に登ります。
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鹿飛びと呼ばれる川幅2~3メートルの場所もあります。
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それに因んで名づけられた鹿飛橋。
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鹿飛橋を渡ると国道に出ます。国道側からも、素敵な光景が望めます。
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 ところで、「八ッ場ダム」と書いて”やんばダム”と読むことはご存知ですか。
ダムが完成すると、この辺り一帯は勿論、川原湯温泉街をはじめ340世帯が完全に水没する予定でした。
2009年の政権交代により、ダム本体は中止宣言されました。
長い間の反対運動からやっと和解して建設に同意した地元住民、新天地での夢を描いていた矢先の中止。
これから先の生活の目処が立たない地元住民の心情を察すると、この美しい景色が残ることを手放しでは喜べない心境です。
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by itohnori | 2010-12-01 08:48 | 風景写真